制作いろいろ
1998年 二人展

森林公園の中で行われていたリサイクル市で出会って買ったキャノンキャノネットF1.7。
良いレンズだよと露天商のおじさんは言っていた。確かにF1.7は明るいよいレンズだ。
そのころはレンズが明るいという意味も何もかもわからなかった。
その日から憧れていた白黒写真を撮ってみることにした。
本と文房具の店を営んでいた祖父母の家。あまり明るくない窓や飾られている人形などが好きだった。
古い家だったけれどなにかしら工夫して室内を整えていた。
生活の中で何を並べるか、何を保存しておくか、その人が何を大事に思って生活しているか、
そういうことに興味があった。
会場:秋保 木の家ギャラリー
銀塩写真
カメラ:キャノンキャノネット QL17 45mm F1.7